2021.09.13
当社は、自社製品であるエコタンカル*他を用いた環境負荷低減型パイル「グリーン-ONAパイル」を新たに製品開発したので、下記のとおりお知らせいたします。
昨年、日本政府が「2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)」を表明した事を受け、温室効果ガスであるCO2削減に国家的に取り組んでおります。
当社は現在脚光を浴びている「炭酸塩鉱物化及び利活用」に関する技術を保有しており、大気中に放出されるCO2を鉱物として固定化した軽質炭酸カルシウム「エコタンカル」を製造しております。カーボンリサイクルに関する技術開発の一環として、既製コンクリート杭の材料にエコタンカル及び高炉スラグ微粉末を採用することで、製品の製造時に排出されるCO2を抑制した環境負荷低減型パイル「グリーン-ONAパイル」を開発しました。当該パイルの開発により、地球環境保全に貢献することを目指します。
*エコタンカル とは
当社の“未利用資源”であるコンクリートスラッジを固液分離した液体に対して、工場のボイラー排気ガス中に含まれるCO2を固定化させた軽質炭酸カルシウム
①材料に由来のCO2排出量をONAパイルに対して、約40%を削減
②JIS A 5373に準拠したPHCパイルの耐力をクリアし、従来のPHCと同等の性能を有する
2022年リリース予定
【製品情報】
PHCパイル(土木用)
【コンテンツ】
人を想うラボ#02(電柱をつくる時に、ゴミとか出ないの?)
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