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PROJECT 01 新たな製品開発により施工における作業性の大幅な向上に成功 RSC杭・RSCP杭による「スマートカットオフ工法」の開発 PROJECT 01 新たな製品開発により施工における作業性の大幅な向上に成功 RSC杭・RSCP杭による「スマートカットオフ工法」の開発

PROJECT 01

新たな製品開発により施工における作業性の大幅な向上に成功

RSC杭・RSCP杭による「スマートカットオフ工法」の開発

 土木分野の既製コンクリート杭工事において多く使用されるSC 杭と、上部の躯体を一体化する杭頭接合作業に必要な杭体内の補強鉄筋は、
杭を打設した後にSC 杭の頭をカットオフすることで露出させます。

従来、その作業工程に多く時間を要していましたが、
新たに「RSC杭」および「RSCP杭」の製品開発に成功し、作業工程の大幅な短縮が実現可能となりました。
これらの杭を用いた「スマートカットオフ工法」は、国土交通省の新技術情報提供システムや特許登録されるとともに、
当社の技術開発の成果が結実し、土木基礎工事の多くの現場にて採用されております。

  • 課題

    従来、土木分野の既製コンクリート杭工事にて、杭頭のカットオフに多くの作業工程を要していました。

  • 開発

     新たに「RCS杭」「RCSP杭」の製品開発に成功し、最短4分の1の施工時間短縮が実現可能となりました。

  • 成果

     RSC杭・RSCP杭による「スマートカットオフ工法」は、
    国土交通省の新技術情報提供システムや特許登録されるとともに、現在までに71件の実績を数えております。

課題

工程の多さ 
~作業性改善の必要性~

道路橋示方書で設計された杭は、杭頭を構造的に繋ぐ杭頭接合をしなければなりません。杭頭接合とは、杭の頭のコンクリート部分を壊して露出させた鉄筋と上部の構造体をつなぐ接合方法です。
土木分野の既製コンクリート杭工事では、杭の上杭は外側に鋼管が付いたコンクリート杭であるSC 杭が多く使用されています。SC 杭と上部の構造体を一体化する杭頭接合作業に必要な杭体内の補強鉄筋は、杭を打設した後にSC 杭の頭をカットオフすることで露出させます。
 

従来、その作業工程は、
①鋼管を所定の高さでカットする
②パイルクラッシャーを用いてコンクリートを破砕する
③鋼管をガスで溶断し剥がす
④コンクリートをはつり、補強鉄筋を露出させる
という4 工程が必要であり、作業に多くの工程、時間を要していました。

コンクリートブレーカーを用いたはつり作業
コンクリートブレーカーを用いたはつり作業
開発

新製品開発による
作業性の大幅な向上

そこで、杭頭カットオフ工程の簡素化を目的として、新たに「RSC 杭」と「RSCP杭」を開発しました。RSC杭は、カットオフ部分をRC構造にすることで外殻鋼管を無くした杭です。従来除去されていた鋼管部分を補強鉄筋とコンクリートのみで製造するため、前述の工程①と③が省略されます。

RSCP杭
RSCP杭

また、RSCP 杭はRSC 杭をさらに発展させたSC杭です。補強鉄筋自体を工場で製造する際にパイプで覆い、RC部分の補強鉄筋とコンクリートの縁切りした仕様となっており、現場でクレーンにて引き抜くだけで完了します。
これにより、杭材料費の経済性を向上させるとともに、杭頭カットオフ作業工程の施工時間を最短4 分の1 に短縮されることで、工費の大幅な削減を実現可能としました。

クレーンでの吊り上げ
クレーンでの吊り上げ
成果

開発が結実し、
多くの現場にて採用

RSC杭・RSCP 杭による工法は、2013 年8 月には、国土交通省の新技術情報提供システムに「スマートカットオフ工法」として登録(登録番号:KT-130048-A)されました。また、2014年3月には、「外殻鋼管コンクリート合成杭の鉄筋を現す方法」として特許登録(特許番号:特許 第5506122 号)されました。
当社の技術開発の成果が結実し、国土交通省発注の杭工事で初採用されて以来、現在までに71件の実績を数え、多くの現場で採用されています。

スマートカットオフ工法(RSCP杭)が採用された圏央道
スマートカットオフ工法(RSCP杭)が採用された圏央道

プロジェクトデータ

実績数
71件
総本数 2,767本
(2018年12月現在)
製造工場
NC東日本コンクリート工場㈱川島工場
主な実績
圏央道
国道357号(舞浜)
三郷浄水場 など