基礎 FOUNDATIONS
一般工法
プレボーリング併用打撃工法
杭の打撃貫入に油圧ハンマーを用いた一般工法
プレボーリング併用打撃工法は既製コンクリートパイルを用いた打ち込み工法の一種です。打撃回数や騒音・振動を低減する目的で支持層手前までプレボーリングを行い、その後、油圧ハンマーで支持力発現深度まで打撃貫入する工法です。
特長・規格
- 標準的な工法です
国土交通省告示第1113号に規定される工法です。 - 信頼性が高い
打撃時に測定記録される１打撃当たりの貫入量やリバウンド量から、杭の支持力を客観的に確認できる信頼性の高い工法です。 - 経済性が高い
使用機械が少なく経済性が高い工法です。 - 騒音・振動
打撃貫入による支持力発現のため、騒音・振動が発生します。
支持力算定式
施工手順
- 杭芯位置にスパイラルオーガーを建て込み鉛直度を確認後、地盤を掘削する。
- 所定深度まで掘削し、スパイラルオーガーを引き上げる。
- 掘削孔に杭を建て込み、ハンマーキャップを杭頭に被せ杭の鉛直度を確認し挿入する。
- 油圧ハンマーによる打ち込みを行なう。
- 打ち込み終了前に記録用紙に杭の質入量（S）とリバウンド量（K）を測定・記録し、
その値から支持力を推定して要求された支持力が確認できたら打ち込みを完了する。
適合条件
左右にスワイプできます
| 国土交通省告示 | 適応杭径 | 適応地盤 | 適応施工長 |
|---|---|---|---|
| 第1113号 | φ300～φ800 | 砂質地盤 | 杭施工地盤面-60m |
| 礫質地盤 | 杭施工地盤面-60m | ||
| 粘土質地盤 | 杭施工地盤面-60m |
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