基礎 FOUNDATIONS
杭継手・杭頭処理工法
T・P JOINTが誇る、確実、強靭、簡便な優れた機能
トリプルプレートジョイントは、端板、側板、補強バンド、接続プレートおよび接続ボルトから構成されています。杭本体の継手金具は、端板、側板、補強バンドからなり、側板に接続プレートのボルト孔に対応したネジ孔が切られています。端板と接続プレートは、合わせた時にお互いに嵌号する凸凹形となっており、側板のネジ孔に接続ボルトを取り付けることにより凹凸を嵌号し、この嵌号部により杭に作用する応力を伝達します。なお、接続ボルトは、杭に引張力が作用した時の接続プレートの離脱防止の役目をしています。
トリプルプレートジョイント(技術名称:「T・P JOINT」)は、「継手部の力学特性」、「支持力への影響」「施工性」について、2017年12月18日付で一般財団法人土木研究センターの技術審査の基に建技審証第1702号を取得し、2023年6月6日に内容変更・更新をいたしました。(有効期限2027年12月17日)
杭種 | 既製コンクリート杭(PHC杭※1、SC杭) |
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杭径 | 300~1200mm |
PHC杭+PHC杭の場合:300~1200mm | |
PHC杭+SC杭の場合:300~1200mm | |
SC杭+SC杭の場合:355.6~1200mm | |
SC杭+SC杭(タイプS※2)の場合:318.5~1000mm | |
コンクリートの設計基準強度 | 80N/㎟以上 |
適用工法 | プレボーリング杭工法 |
ただし、杭頭には使用しないものとする。 |
※1:PHC杭は JIS A 5373 付属書Eの規格に適用するものとする。
※2:タイプSは、SC杭+SC杭における継手の仕様を変更し、適用最大鋼管厚を厚くしたものである。
一般財団法人 土木研究センター
既製コンクリート杭の機械式継手「T・P JOINT」
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