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PROJECT 04 「運搬・施工のしやすさを求めた嵌合式継柱」 新シリーズ継柱「キャップオンポール」の優位性 PROJECT 04 「運搬・施工のしやすさを求めた嵌合式継柱」 新シリーズ継柱「キャップオンポール」の優位性

PROJECT 04

運搬・施工のしやすさを求めた嵌合式継柱

新シリーズ継柱「キャップオンポール」の優位性

都市部や山間部などの狭隘地区への納入が増加し、継柱のニーズがますます高まっています。
今回新たに開発した嵌合式継柱「キャップオンポール」は、従来の継柱に比べて施工がしやすく、また経済性にも優れた製品です。
主に狭隘な道が多い都市部で建柱されております。

  • 課題

    都市部や山間部などの狭隘地区への運搬性から
    継柱へのニーズが高まっています。

  • 開発

    新たに開発したキャップオンポールは、既存製品の「フランジ式継柱」と「複合柱」の
    良いところを組み合わせて施工性および経済性を向上させました。

  • 実績

    携帯基地局用アンテナ柱として東名阪を中心とした全国でご使用頂いております。

課題

運搬、搬入、施工をスムーズに

近年、都市部・山間部などの狭隘地区における搬入の問題から、部材が短い状態で運搬可能な継柱のニーズが高まっています。
また、コンクリートポールの中でも通信、配電用のポールは私たちの生活を支えるインフラとして重要な役割を担っており、災害発生時はいち早い復旧が望まれます。そのためには、特殊な技量や技能がなくても容易に施工できることが必要と考えました。

下柱と上柱の接続に従来のボルト締めの必要がありません。
開発

従来の継柱の長所を取り入れた新しい継柱

このような需要の高まりを想定して開発したのが「キャップオンポール」です。コンクリート製の上ポールの下端に接続用の鋼管を一体で配置し、下ポールに嵌合させることにより接続する新しい方式の継柱です。

当社がこれまでに開発・製品化した継柱には、高力ボルトを使用してコンクリートポール同士を接続する「フランジ式継柱」、コンクリートポールに鋼管ポールを嵌合して接続する「複合柱」があります。フランジ式継柱は上下ポールともにコンクリート製であるため、製品価格の点では複合柱よりも安価ですが、接合に高い精度が求められることに加え作業工程も多く、施工に時間がかかるという一面があります。
一方の複合柱は、上ポールに鋼管ポール(全て鋼材でできたポール)を使用するため部材価格は高価ですが、接合方式が簡易なため施工が短時間で済むというメリットがあります。

この2つの製品の良い面を取り入れて開発されたのがキャップオンポールです。部材は上下ポールともコンクリート製とすることで、複合柱よりも安価になっています。また、複合柱と同じ接合方式をとるため、上柱を下柱に被せ、差し込み長を確認するだけの短時間での施工が可能です。製品価格はフランジ式継柱と同程度ですが、施工費までを考慮するとキャップオンポールが有利になります。(表1参照)

キャップオンポールの建柱手順 ①掘削・下柱の建柱

②上柱の吊り上げ

③嵌合

④嵌合部を合わせる

⑤建柱完了

左右にスワイプできます

左右にスワイプできます

表1:各継柱の特徴
フランジ式継柱 キャップオンポール 複合柱
接合部
概略図
施工性 ボルト接合に施工精度、
時間を要する
ボルト接合と比べて短時間で接合できる
接合にフランジ式ほど精度を要しない
管理性
(接合性)
ボルト全数に対して締付トルク・角度が規定通り行われたか確認する 下ポールに被せた接合用の鋼管が、所定の位置まで挿入されていることを確認するのみ
経済性 製品単価は同程度
材工で考えると施工性の良いキャップオンポールの方が有利
鋼材部が多い分、高価になる

キャップオンポールの開発プロジェクトには技術開発部、営業、生産管理部、川島工場、鈴鹿工場、小松工場、NC日混工業(株)からメンバーが集まり、”チーム日コン”として取り組みました。
川島工場・鈴鹿工場でJIS認証を取得し生産が始まっていますが、今後あらゆるニーズに対応できるよう、長さ・荷重等のバリエーションを増やしていく予定です。

実績

通信インフラを支える新たな製品として

携帯基地局用アンテナ柱として、東名阪を中心とした全国でご使用頂いております。
今後も通信インフラ等を支える新たな製品として、お客様のニーズに合わせた更なる良い製品の開発に努めていきたいと思います。

実際の現場での建柱作業風景

プロジェクトデータ

実績数
327件(2019.10月末現在)
製造工場
NC東日本コンクリート工業(株)川島工場・NC中日本コンクリート工業(株)鈴鹿工場
主な実績
東京都内、東海地区、関西地区等