山留め式擁壁
親杭パネル
周囲の環境を保護し、
景観にも配慮可能な工法
親杭パネル壁工法は、親杭とコンクリートパネル(親杭パネル)を一体化した壁体(親杭パネル壁®)で、景観に配慮した土留壁や遮音壁等に使用します。特に長大切土法面や基礎掘削が多くなる急峻地形での道路や敷地の拡幅工事等において、切土や残土の発生を少なくできることから自然環境の保護や省力化に資する工法です。また、地震や豪雨後の法面や道路の災害復旧工事にも多くの実績があります。
特長
- 掘削について
大規模な掘削を必要としません。
- 現場に合わせた選択
現場条件に合わせて各種工法が選択可能です。
- 対応可能な壁高(自立式)
壁高4m程度までは、自立式で対応できます。
- 対応可能な壁高(併用)
アンカー工法との併用により壁高10mまで施工可能です。
- 盛土材について
背面の盛土材に、発生残土や軽量盛土材が使用可能です。
- 設計施工マニュアル
一般財団法人 土木研究センターより親杭パネル壁®の設計・施工マニュアル[改訂版]が発行されています。
施工・納入事例(最近の事例)
- 施工場所:
- 岡山市内 国道2号線
- 施工期間:
- 2007年(平成19年)11月
- 最大壁高:
- 5.5m
- 構造形式:
- 自立式
- 使用用途:
- 立体交差(アンダーパス)のアプローチ
- 施工場所:
- 土肥船原峠線
- 施工期間:
- 2015年(平成27年)12月
- 最大壁高:
- 9.4m
- 構造形式:
- アンカー式
- 使用用途:
- 災害復旧工事
- 新三国トンネル
-
- 施工期間:
- 2015年(平成27年)11月
- 最大壁高:
- 10.1m
- 構造形式:
- アンカー式
- 使用用途:
- 雪崩防止擁壁
認定・評定・証明書
一般財団法人 土木研究センター
建設技術審査証明事業(土木系材料・製品・技術、道路保全技術)建設技術審査証明書
一般財団法人 土木研究センター
- 山留め式擁壁「親杭パネル壁®」設計・施工マニュアル[改訂版]