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JOGMECとの「令和3年度鉱害防止事業におけるカーボンニュートラルの推進に資する技術の開発に係る共同研究」の採択について

2021.11.15

 当社は、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以降、JOGMEC*1)との「令和3年度鉱害防止事業におけるカーボンニュートラルの推進に資する技術の開発に係る共同研究」の公募に対して、応募し採択されましたので、下記のとおりお知らせいたします。本共同研究を通じて、PAdeCSの中和剤用途の開発を更に実施してまいります。
*1 JOGMECとは:http://www.jogmec.go.jp/index.html

●公募テーマ名
「令和3年度鉱害防止事業におけるカーボンニュートラルの推進に資する技術の開発」

●採択された研究課題名
低炭素型中和剤の開発とパッシブトリートメントへの応用」
PAdeCS等の製造時及び使用時等におけるCO2発生量が少ない中和剤
自然環境で得られるエネルギー(重力、微生物の代謝、光合成など)を利用して
 水処理する方法。日常の管理が最小限で済み、エネルギー最小で稼働するシステム

●研究の概要
(背景)
 日本各地には、かつて金や銀、銅などを含む鉱石を採掘していた鉱山が多数存在し、採掘が終了した現在でも、旧坑道などから有害金属を含む坑廃水が流出する場合があり、適切に中和処理されています。坑廃水の中和処理で通常使用される中和剤は、炭酸カルシウム、消石灰等(これらを従来型中和剤と呼称)ですが、それら中和剤の製造時及び使用時に多量のCO2が発生しております。

(実施内容)
 炭酸カルシウム等の従来型中和剤の代替として、PAdeCS等の低炭素型の中和剤を提案し、その利用可能性を検討してまいります。低炭素型中和剤の原料は全て未利用資源であるため、サーキュレーターエコノミー*2に資すると同時に酸性坑廃水の中和処理に係わるCO2排出量の削減にも寄与します。
 今年度(2021年度)はラボレベルでの基礎調査を実施することとし、その結果を踏まえて次年度以降にパッシブトリートメントを応用した試験による性能評価等の実施を検討してまいります。

*2 サーキュレーターエコノミーとは:
「廃棄」されていた製品や原材料などを新たな「資源」と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる経済の仕組みのこと

●研究期間
2021年10月~2022年2月末

関連ページ

【製品情報】
環境浄化材 PAdeCS®(パデックス)

【コンテンツ】
人を想うラボ#02(電柱をつくる時に、ゴミとか出ないの?)

【ニュース】
セメント新聞にGSC賞受賞の記事が掲載されました
コンクリートスラッジの再資源化技術が化学工学会学会誌「化学工学」に掲載されました

共同研究に関するお問い合わせ

◆環境・エネルギー事業部
〒108-8560 東京都港区芝浦4-6-14(NC芝浦ビル)
TEL:03-3452-1116 FAX:03-3452-1123
お問い合わせ

こちらの記事に関するお問い合わせ

◆社長室
TEL:03-3452-1025

 

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